ガルバリウム鉄板は屋根リフォームに最適?メリット・デメリットを徹底検証! 

屋根リフォームをする際に、どの材料を使うかは非常に重要なポイントです。ガルバリウム鉄板は、最近人気が高まっている屋根材の1つです。しかし、そのメリットやデメリットはどのようなものなのでしょうか?この記事では、ガルバリウム鉄板の特徴や耐久性、価格などについて詳しく解説します。


■ガルバリウム鉄板とは


ガルバリウム鉄板とは、鉄板にアルミニウム・亜鉛合金をめっきした材料です。このめっきにより、鉄板がさびにくく、耐久性が向上します。また、アルミニウム・亜鉛合金が良い反射率を持っているため、太陽熱を反射しやすく、屋根の温度上昇を防ぐことができます。


■ガルバリウム鉄板のメリット


屋根リフォームの際に、よく選ばれる素材の一つがガルバリウム鉄板です。ガルバリウム鉄板は、耐久性や耐候性に優れ、メンテナンスの手間もかからないのが魅力です。


・耐久性が高い

ガルバリウム鉄板は、亜鉛とアルミニウムをめっきした鋼板です。亜鉛は耐食性に優れており、アルミニウムは耐酸性に優れています。そのため、ガルバリウム鉄板は、雨風や紫外線などの影響を受けにくく、長期間使用することができます。

一般的な屋根材の耐用年数は、約20年と言われています。一方、ガルバリウム鉄板の耐用年数は、約30年から40年とされています。つまり、ガルバリウム鉄板を選ぶことで、屋根の寿命を延ばすことができます。


・耐候性も高い

ガルバリウム鉄板は、耐候性にも優れています。そのため、台風や積雪などの自然災害にも強く、安心して使用することができます。

また、ガルバリウム鉄板は、熱による変形や変色にも強いです。そのため、夏の暑さや冬の寒さによる影響を受けにくく、長期間美しい状態を保つことができます。


・メンテナンスの手間が少ない

ガルバリウム鉄板は、メンテナンスの手間が少ないのもメリットの一つです。

一般的な屋根材は、定期的に塗装などのメンテナンスが必要です。しかし、ガルバリウム鉄板は、ほとんどメンテナンスを行う必要がありません。

そのため、ガルバリウム鉄板を選ぶことで、メンテナンス費用を抑えることができます。


・施工が容易

ガルバリウム鉄板は、軽量で施工が容易です。また、カットしやすく、設計に合わせてカスタマイズすることができます。そのため、施工期間が短縮されることが多いです。


・環境にやさしい

ガルバリウム鉄板は、アルミニウム・亜鉛合金が使用されているため、環境にやさしい材料です。また、耐久性が高いため、長期間使用することができ、資源の節約にもつながります。


■ガルバリウム鉄板のデメリット


ガルバリウム鉄板は、耐久性や耐候性に優れ、メンテナンスの手間もかからないなど、屋根リフォームに多くのメリットがあります。しかし、デメリットもいくつか存在します。


・価格が高い

ガルバリウム鉄板は、他の屋根材に比べて料金が高い傾向にあります。しかし、その耐久性やメンテナンスの簡単さを考慮すれば、コストパフォーマンスが高いと言えます。

予算が限られている場合は、ガルバリウム鉄板以外の屋根材も検討することをおすすめします。


・熱伝導率が高い

ガルバリウム鉄板は、熱伝導率が高いのもデメリットの一つです。熱伝導率とは、熱が伝わる速さを表す数値です。熱伝導率が高い素材は、熱が伝わりやすく、夏は暑く、冬は寒くなりやすいという特徴があります。

そのため、断熱性を求める場合は、断熱材を併用することをおすすめします。


・色あせしやすい

ガルバリウム鉄板は、色あせしやすいのもデメリットの一つです。

ガルバリウム鉄板は、表面にめっきが施されています。しかし、めっきは、長期間使用していると剥がれてくることがあります。

そのため、色あせを防ぐためには、定期的にメンテナンスを行う必要があります。


・騒音が気になる場合がある

ガルバリウム鉄板は、雨音が大きくなる場合があります。しかし、断熱材などを使って対策することで、騒音を軽減することができます。


■ガルバリウム鉄板の施工方法


ガルバリウム鉄板の施工方法は、大きく分けて「葺き替え工法」と「カバー工法」の2つがあります。


・葺き替え工法

葺き替え工法は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しいガルバリウム鉄板を葺き直す工法です。

既存の屋根材が劣化している場合や、屋根の形状や勾配が複雑な場合に適しています。

施工の流れは、以下のとおりです。


  1. 既存の屋根材を撤去する
  2. 下地となるルーフィングを敷く
  3. ガルバリウム鉄板を葺き上げる
  4. 棟板や軒天などの付帯部を施工する


・カバー工法

カバー工法は、既存の屋根材の上からガルバリウム鉄板を被せて固定する工法です。

既存の屋根材が比較的新しい場合や、屋根の形状や勾配がシンプルな場合に適しています。

施工の流れは、以下のとおりです。


  1. 既存の屋根材の状態を確認する
  2. ガルバリウム鉄板の下地となるルーフィングを敷く
  3. ガルバリウム鉄板を被せる
  4. 棟板や軒天などの付帯部を施工する


・それぞれのメリット・デメリット

葺き替え工法のメリットは、屋根の耐久性や断熱性、防音性などを大幅に向上させることができる点です。また、既存の屋根材の劣化具合や形状・勾配を気にせずに、新しいガルバリウム鉄板を葺くことができます。

一方、デメリットは、既存の屋根材を撤去する費用や作業に時間がかかる点です。


カバー工法のメリットは、葺き替え工法に比べて費用や作業時間を抑えることができる点です。また、既存の屋根材が比較的新しい場合は、下地の補修だけで済む場合もあります。

一方、デメリットは、既存の屋根材の劣化具合や形状・勾配によっては、施工ができない場合がある点です


・ガルバリウム鉄板の費用

ガルバリウム鉄板は、屋根リフォームに人気の素材です。その理由の一つは、耐久性や耐候性に優れ、メンテナンスの手間が少ないため、長期的に見て費用を抑えることができる点です。

しかし、ガルバリウム鉄板の費用は、他の屋根材と比べて高めです。そのため、屋根リフォームの際には、費用もしっかりと検討する必要があります。


■葺き替え工法の費用


葺き替え工法の費用は、屋根の面積や施工業者によって大きく異なります。一般的な目安としては、1坪あたり3万円から4万円程度です。

具体的には、以下のような費用がかかります。


ガルバリウム鉄板の費用:1坪あたり1万5,000円から2万円程度

ルーフィングなどの下地材の費用:1坪あたり5,000円から1万円程度

足場代:1坪あたり1,000円から2,000円程度

その他諸経費:1坪あたり5,000円から1万円程度

例えば、30坪の屋根を葺き替える場合の費用は、30坪×3万円から4万円=90万円から120万円程度となります。


・カバー工法の費用

カバー工法の費用は、葺き替え工法に比べて安価です。一般的な目安としては、1坪あたり2万円から3万円程度です。

具体的には、以下のような費用がかかります。

ガルバリウム鉄板の費用:1坪あたり1万円から1万5,000円程度

ルーフィングなどの下地材の費用:1坪あたり5,000円から1万円程度

その他諸経費:1坪あたり5,000円から1万円程度

例えば、30坪の屋根をカバー工法で葺き替える場合の費用は、30坪×2万円から3万円=60万円から90万円程度となります。


・費用を抑えるポイント

ガルバリウム鉄板の費用を抑えるポイントは、以下のとおりです。

施工業者を複数比較して、費用を検討する

シンプルなデザインを選ぶ

既存の屋根材が比較的新しい場合は、カバー工法にする

また、屋根リフォームは、長期的に見て費用を抑えることができるため、ローンを利用するのも一つの方法です。ローンを利用する場合は、金利や返済期間などをしっかりと検討して、無理のない計画を立てることが大切です。


■まとめ


ガルバリウム鉄板は、耐久性やメンテナンスの簡単さなど、多くのメリットがあります。ただし、料金が高いことや騒音が気になる場合があることも注意が必要です。リフォームをする際には、自分の家に合った材料を選ぶことが重要です。


よくあるFAQ

Q1. ガルバリウム鉄板の寿命はどのくらいですか?

A1. ガルバリウム鉄板の寿命は、約30年から50年程度です。

Q2. ガルバリウム鉄板は、熱伝導率が高いので暑くなりませんか?

A2. ガルバリウム鉄板は、アルミニウム・亜鉛合金が良い反射率を持っているため、太陽熱を反射しやすく、屋根の温度上昇を防ぐことができます。

Q3. ガルバリウム鉄板は、どのような色のものがありますか?

A3. ガルバリウム鉄板は、シルバー、グレー、ブラック、ブルー、レッドなど、様々な色があります。

Q4. ガルバリウム鉄板は、雨漏りしやすいですか?

A4. ガルバリウム鉄板は、施工が正しく行われている場合には雨漏りすることはありません。ただし、施工不良などの原因で雨漏りすることもあります。

Q5. ガルバリウム鉄板は、地震に強いですか?

A5. ガルバリウム鉄板は、軽量であるため、地震に強いと言われています。