建築板金工はきついからやめた方が良い?その理由と対策もご紹介します!

皆さんこんにちは。

栃木県真岡市を拠点に、建築板金工事を手掛けている株式会社SKBです。


建築板金工は工事を通じて社会を支えている重要な仕事ですが、「きついから就職するのはやめておけ」と言われてしまうこともしばしばあります。建設業界は労働環境が悪い状態が続いてきたため、このようなイメージが付くのはやむをえない部分もあるでしょう。


しかし、建築板金工には「この仕事をしていてよかった!」と思えるようなやりがいもたくさんあります。また、SKBでは労働環境の整備に力を入れており、未経験者でも働きやすい環境が整っているのです。ここでは、建築板金工の仕事のきついところや魅力、SKBが働きやすい理由について解説します。




■建築板金工は「3K」なの?



建設板金加工をはじめとする建設業は「3K」だとよく言われます。3Kとは「きつい・汚い・危険」の頭文字を取った言葉で、要するに労働環境が非常に悪いことを表しています。建築系や土木系など、いわゆる現場仕事をする人や職員に対してよく使われてきました。このイメージから建設業界への就職を避けている人も多いと思われますが、実際のところはどうなのでしょうか?


まず、建設業界の労働環境が悪い時代が長かったのは確かです。しかし、国や業界もそのことを把握しており、近年では改善に向けた動きが活発化しています。平成27年には給料・休日・希望という「新3K」が提唱され、その実現に向けた取り組みが次々と出てきました。


たとえば、国土交通省は「建設業働き方改革加速化プログラム」を打ち出し、長時間労働の是正・技能と経験にふさわしい処遇・ICT(情報通信技術)の活用による生産性向上などを目指しています。2024年4月からは、時間外労働の上限規制が罰則付きで設けられる予定です。


企業もこれに歩調を合わせて動いており、週休2日制の導入や残業時間の削減、有給休暇の取得推進、評価制度の見直しなどに取り組む企業が増えてきています。もちろん、まだ道半ばではありますが、十分にワークライフバランスの取れた働き方ができるようになってきました。したがって、建設業界の3Kはもはや過去のイメージだといえるでしょう。




■建築板金工の仕事のきつい4つのポイント



建築板金工が「3K」だったのは過去の話ですが、肉体労働が中心なのは今でも同じであり、人によってはきついと感じる部分があるのも確かです。そこで、どのような点がきついのかを具体的に見ていきましょう。


・高所作業が多い

建築板金工は、建物の屋根や外壁を仕上げる仕事という性質上、高所での作業がほとんどです。高所作業は転落の危険があるだけでなく、実は体力も使います。高い建造物の工事では、足場を上り下りするだけでも大変です。特に木造建築の屋根は傾斜がきつい場合が多く、常に足腰を踏ん張るような姿勢を求められることもあります。


また、常に緊張感を持たなければならない高所作業は、精神的にも疲弊するものです。新人のうちは、屋根の上にいるだけでぐったりしてしまうかもしれません。


・風雨に耐えなければならない

建築板金工の仕事は屋外作業が中心なので、天候の影響を強く受けます。明らかに危険のある悪天候の日は仕事が休みになりますが、多少の雨風であれば工事を実施するため、長時間風雨にさらされながら作業しなければなりません。


経験を積むうちにだんだん体が慣れてきますが、新人のうちは非常につらいでしょう。もちろん、風邪をひいたりしないよう、防寒対策や体調管理はしっかりと行う必要があります。


・屋根の上は暑い!

屋外作業では、夏の暑さや冬の寒さにも耐えなければなりません。特にきつく感じる人が多いのが、夏の暑い時期に屋根の上で作業する時です。屋根の上には遮るものが何もないため、直射日光を浴びてしまいます。


それに加え、トタン屋根の場合は照り返しがあるので非常に熱く、高温になった板金で靴底が溶けてしまうことすらあります。水分補給による熱中症対策や、火傷対策は必須です。


・重い建材を運ぶ必要がある

建物の屋根の材料は、デザインや設計によって長さが異なります。1枚のトタン板が数mになることもありますが、一般住宅の工事では1人で作業することも珍しくないため、この長くて重たい材料を1人で運ばなければなりません。


大体6mを超えるくらいの長さになると、1人で持ち運ぶのがきつくなり、肉体的な負担はかなりのものです。毎日重い建材を持ち運ぶので、腰痛に悩まされる人もいます。




■建築板金工を辞めてしまう理由と対策



建築板金工として就職したものの、残念ながら退職してしまう人もいます。辞める理由として多いのは、やはり体力的な問題です。


前述したように建築板金工は、高所作業なので体力を使う・屋外の仕事なので風雨や暑さの影響を受けやすい・重いものを持ち運ぶ必要があるなど、肉体的にハードな面が確かにあります。それについて行くことができず辞めてしまうのは、ある程度やむをえません。


そのため、建築板金工への就職を検討しているのであれば、トレーニングをするなどして体を鍛えておくといいでしょう。普段からスポーツをしている方や、学生時代に運動部だった方などは、すでに体ができているので活躍しやすいはずです。


また、寒くて雪が降る地域だと冬場は仕事が少なく、収入が減少してしまうこともあります。つまり、収入が不安定なので、より安定した仕事を求めて辞めてしまうのです。建設業は今なお日給月給制(日給×勤務日数で月給が決まる給与形態)を採用している会社が多く、休んだ分だけ給与が減ってしまうことが根本的な原因といえます。


対策としては月給制の会社か、手当が充実している会社を選ぶといいでしょう。さまざまな手当を受け取ることができれば、天候などが原因で仕事が休みになり、多少給与が減ったとしても気にならなくなります。


そして実は、人間関係に悩んで仕事を辞めてしまう人も少なくありません。建築板金工のような仕事はチームで行動することが多く、周囲に配慮が必要な場面が多いからです。また、職人の世界に共通の話ではありますが、上下関係や指導の厳しさに嫌気がさして去っていく人もいます。


これは長時間労働や休日の少なさと並んで、建設業界が改善していかなければならない部分です。もし今から就職を目指すのであれば、自分を「1人の人間」「同じ会社で働く仲間」として扱ってくれる会社を選ぶといいでしょう。




■建築板金工のやりがいと魅力3選!



建設板金工の仕事には大変な面もありますが、それ以上に多くのやりがいや魅力があります。この業界で働く職人が、一体どんな時にやりがいを感じるのかをご紹介します。


・直接感謝される喜び

建築板金工事をすると、お客様から直接感謝されることがよくあります。仕事なので当たり前と思っていても、やはりお礼を言われるのはうれしいものです。


特に感謝されることが多いのが、突発的な工事のご依頼に対応した時です。建築板金工は、新築や増改築などの工事をするのはもちろん、経年劣化や台風・地震などの影響で傷んだ屋根の修理をすることもあります。


このようなケースの工事は緊急対応が求められることも多く、迅速かつ適切に対応すれば、お客様に大変喜んでいただけます。お客様の笑顔を見れば、仕事の疲れも吹き飛ぶでしょう。


・難しい施工がきれいにできた時の達成感

建築板金工の主な仕事は、屋根や外壁に金属板を施工し、雨や風の影響を受けないように仕上げることです。屋根の形状はさまざまで、中にはとても複雑な形状をしているものもあり、当然ながら難易度が高くなります。


そのような時こそ、建築板金工の腕の見せ所です。入り組んだ形状の屋根でもきれいに仕上げることができれば、大きな達成感を味わえるとともに、自分の技術に自信がつきます。もっといろいろな現場を担当したい、技術を磨きたいという気持ちも大きくなるでしょう。


・手掛けた建物が雑誌やSNSなどに載った時の感動

私たちが手掛けた建物は、雑誌に掲載されたりSNSで紹介されたりすることがあります。建築板金工が施工する屋根や外壁は、家の1番外側にあるのでとても目立ちます。


もちろん、デザインは建築板金工の仕事ではありませんが、自分が仕上げた物件がメディアで取り上げられ、多くの人の目に触れるのはやはりうれしいものです。仕事の成果が目に見える形で長く残るのも、建築板金工の大きな魅力といえるでしょう。




■SKBは働きやすい環境を整えています!



SKBでは、建設板金作業員として一緒に働いてくれる方を募集しております。弊社は栃木県真岡市を拠点に活動する、50年以上の業歴がある会社です。これまで社長と立ち上げスタッフ2名で会社を経営し、努力の甲斐あって会社の規模拡大に成功。事業拡大に向けて新たな仲間を募集することになりました。


SKBのモットーは「同じ職場の仲間全員が良い人生を送れるように」。弊社では同じ会社で働く仲間を何よりも大切にしております。社長と社員といった肩書やキャリアにとらわれることなく、常に対等でフラットかつフランクな人間関係を築いており、働きやすい環境です。SKBでは、人間関係で悩むことは一切ないと思います。


また、各種保険や手当などの福利厚生も充実。制服や道具は会社が支給し、資格の取得にかかる費用も会社が全額負担しております。休日の趣味に関する費用を一部負担する「社長手当」など、ユニークな手当があるのも魅力です。完全2日制で年間休日は110日以上と多く、早出・残業・休日出勤などの手当も給付するため、ワークライフバランスの取れた働き方ができます。


さらに、長年にわたって多種多様な現場を経験してきた熟練の職人が多数在籍しておりますので、幅広く深い知識と技術を教わることが可能です。独立できるくらいのスキルが身に付きますので、将来の独立を考えている方も歓迎いたします。


建築板金工事は家を建てる際に必要不可欠で、いつの時代も需要があります。腕を磨いて一流の職人になれば、将来にわたって安定して働けるのが魅力です。SKBで私たちとともに働き、手に職をつけてみませんか? 興味のある方はお気軽にご連絡ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。


詳しい採用情報はこちらのページをご覧ください。

http://skb-inc.jp/service003