建設業の離職率は高いって本当?働きやすい職場探しのポイントとは?  

皆さん、はじめまして。栃木県真岡市を拠点として、屋根工事や外装工事を手掛ける株式会社SKBです。

建設業界は、人手不足が深刻化しています。人手不足問題の原因の一つは、離職率の高さだと言われていますが、実際のところ、建設業の離職率は他産業と比べて高いのでしょうか。建設業界に興味がある方にとっては、離職率の高さは気になるところですよね。

そこで今回は、建設業の離職率と他産業との比較から、働きやすい職場探しのポイントまでまとめてご紹介します。




■建設業の離職率を他産業と比べると?



厚生労働省による令和4年雇用動向調査結果を見ると、令和4年における建設業の離職者数は2,871,000人、離職率は10.5%でした。令和3年の離職率は9.3%なので、前年度と比べて1.2%増加していることが分かります。


産業別にみると、離職率が最も高いのは宿泊業、飲食サービス業で離職率は26.8%です。次いでサービス業(分類されないもの)が19.4%となります。建設業界は離職率が高いと思われがちですが、実は他業界と比べて離職率が極端に高いわけではありません。それでも建設業の労働環境に悩む人がいるは事実です。


参考サイト:厚生労働省 -令和4年雇用動向調査結果の概況-

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/gaikyou.pdf




■建設業界がきついと言われる理由10選


建設業界は仕事がきついと耳にする機会が多いでしょう。では、一体なぜそのように言われるのか、主な理由を10個ご紹介します。


1. 人間関係の悩み


人間関係に悩み、離職するケースは多いでしょう。建設業の中には、昔ながらの気難しい職人や気性が荒い人がいるからです。場合によっては、工事現場で怒号が飛び交うこともあります。

また建設業界は、若い世代の定着率が低いと言われています。必然的に中高年世代が多くなるので、周囲と馴染めないことに悩む20~30代が増えてしまうのです。


2.長時間労働になりやすい


建設業界は深刻な人手不足です。工期に間に合うように作業を進めなければならないので、残業や休日出勤など長時間労働になりやすいでしょう。遠方に現場がある場合は日が昇る前に自宅を出て、深夜に帰宅するというケースもあります。長時間労働は、肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。


3.肉体労働


建設業は肉体労働です。基本的に屋外での作業となるので、夏の厳しい暑さ、凍りつくような厳しい寒さなど、時期によっては過酷な環境で仕事をすることになります。力仕事を続けていくうちに足腰を痛めてしまう人もいます。こうした状況から、建設業を離れてしまうのです。


4.工期に追われる


工期は厳守しなければならないというプレッシャーにストレスを感じる人もいます。現場は、必ずしも計画通りに作業が進むわけではありません。様々な原因によって、工期の遅れが生じることがあります。工期の遅れは、取り戻さなければなりません。建設業では、日々工期と戦いながら仕事をするため、精神的に疲弊する人が少なくないでしょう。


5.休日が少ない


建設業の多くは週休一日です。休日が少ない理由は、慢性的な人手不足や工期の短さなど様々。工期の遅れが発生した場合は、日曜日や祝日も稼働することがあります。休みが少ないと、プライベートの時間を確保することが難しくなります。


6.怪我や事故のリスクが高い


怪我や事故のリスクの高さは、建設業の特徴とも言えるでしょう。特に高所作業による墜落や転落事故は、例年発生しています。中には、肉体労働により疲労が蓄積し、注意力散漫となって怪我をしたというケースがあります。こうした危険性の高さに不安を感じ、転職を考える人もいるのです。


7. 給料に対する不満


仕事内容と給料に釣り合いがとれないと感じる人もいます。長時間労働や休日出勤、怪我や事故のリスクなど、過酷な労働環境であるにも関わらず給料が少ないとなるとモチベーションは低下してしまいます。

また建設業の多くは日給月給制です。毎月の給料が安定しないことは、将来への不安につながります。


8.個人の負担が大きい


慢性的な人手不足のため、個人の負担が大きくなることも離職率を高める原因です。現場によりますが、新人であっても1人の作業員として扱われることがあります。見習い期間であればなおさら、割り当てられる仕事の多さに負担を感じるものです。


9. 評価されにくい


建設業界は年功序列の風潮があるため、若い世代が評価されにくいでしょう。その反対に、

少しのミスで評価が下がるケースもあります。このようにいくら努力しても正当な評価がされないとやる気は低下し、仕事を続けることが難しくなります。


10. 発注元に対するストレス


発注元に対するストレスも離職理由の一つです。工期に追われているなかで、無理難題を押し付けられたり、振り回されたりすることがあります。発注元とのトラブルに頭を抱え、転職を考える人もいます。




■離職率の低い会社の特徴




建設業界の仕事がきついと言われる理由をご紹介しましたが、建設業界で働く全ての方が仕事を辞めたいと感じているわけではありません。従業員の働きやすさを重視し、離職率が低い会社も多くあります。どのような会社は離職率が低いのか、いくつかの特徴をご紹介します。


・確かな技術力と安定した業績


長く働くうえで、業績が安定していることは大切なポイントです。従業員が将来への不安を感じないことが、離職率の低さに関係するのです。

また職人の確かな技術力も業績に大きく関わります。優れた技術は信頼を生み、会社を永続的に成長させます。


・明確な評価


年功序列ではなく、若い世代でも頑張りが正当に評価される会社は働きやすいでしょう。明確な評価によって、気持ちよく仕事に取り組めるのです。


・教育体制が整っている


教育体制が整っている会社の離職率は低い傾向にあります。教育体制は、若い世代を育てるためのものです。研修や資格支援制度を設けるなど、社員の育成に取り組んでいる会社は社員を大切にしていると言えます。働く側も仕事での成長を感じ、モチベーションが高まります。


・福利厚生が充実している


従業員の満足度が高い会社の多くは、福利厚生に力をいれています。福利厚生は働く人やその家族の健康、生活向上のために実施するサービスです。会社の任意で決めることができます。福利厚生は従業員や家族の安心につながるものです。離職率の低い会社は各種手当など、福利厚生が充実していると言えるでしょう。




■面接で見極める社内の雰囲気


面接は社内の雰囲気を知る絶好のチャンスです。どのような会社なのか見極めるポイントはいくつかあります。


まずは挨拶です。積極的に挨拶をする会社は話しやすい環境が整い、社内全体の雰囲気が明るくなります。コミュニケーションを通じて、円滑な人間関係を築くことができるのです。会社訪問をする際は、挨拶に注目してみましょう。


次に、従業員の様子も見極めるポイントです。労働環境が整っている会社であれば、従業員が前向きに仕事に取り組んでいます。そのため表情が明るく活気に溢れ、気軽にコミュニケーションがとれます。身だしなみも整い、清潔感もあるでしょう。

その反対に表情が暗く、従業員同士がぎくしゃくしているようであれば、重苦しい雰囲気を感じられるはずです。このような会社には、何かしらの問題があると言えます。


従業員の年齢層もチェックポイントの一つです。幅広い年齢層の従業員が働いている場合は、働きやすい職場の可能性が高いでしょう。もし世代が極端に偏っている場合は、長く働ける環境ではないのかもしれません。年齢に関わらず、いきいきと働いているかで社内の雰囲気を知ることができます。




■SKBが働きやすいと言われる3つのポイント


建設業界で働くことに対し、ネガティブなイメージを持つ方がいるなかで、SKBは働きやすい職場だと評価されています。

ではなぜ働きやすいと言われているのか、3つのポイントについてご紹介します。


・働きやすさを追求しているから


SKBの方針は同じ会社で働く仲間を大切にすることです。そのため従業員全員が働きやすいと感じる職場づくりに取り組んでいます。SKBは完全週休二日制で、福利厚生が充実しています。早出や残業、休日出勤の際は、各種手当を支給します。また道具や季節に合わせた作業着もご提供します。

このように働きやすさを追求していくことが、会社を育てることにつながると考えています。


・資格取得制度があるから


仕事に必要な資格を取得する際の費用は、会社が全額負担します。スキルアップをしたい、立派な職人へと成長したいというスタッフを全力でサポートするために、こうした制度を設けました。


SKBは実力主義です。個人の能力や成果に応じて評価するので、努力すれば給料アップも目指せます。


・教育体制が整っているから


SKBには多くの現場を経験し、確かな技術を持つベテランの職人が多数在籍しています。職人から必要な技術や知識を教わっていくことができるので、一生モノのスキルが身につきます。将来的に独立を考えている方にも適した環境です。




■まとめ




他産業と比べてみると、建設業の離職率が極端に高いとは言えません。ですが、仕事がきついと感じる人がいるのは事実。建設業界で仕事探しをする場合は、離職率の低い会社を選びましょう。働きやすい会社は、安定した業績、明確な評価、教育体制や福利厚生が充実しているなどの特徴があります。社内の雰囲気は、面接の際も知ることができるので、会社訪問の際に注目しましょう。


株式会社SKBは栃木県真岡市を拠点として、主に屋根工事や外装工事を手掛けています。50年以上の確かな実績は、お客様との信頼関係の証です。専門業者ならではの提案力や施工力、技術力が弊社の強みだと考えています。


株式会社SKBでは、求人を募集しています。現在の職場に不満をお持ちの方、技術力を高めたいとお考えの方を積極的に採用しています。未経験者も歓迎します。経験豊富な職人が多数在籍し、教育体制も整っているので、必要なスキルを身に着けることが可能です。福利厚生、資格支援制度など、働きやすい環境づくりにも力をいれています。SKBに興味がありましたら、まずはお気軽にご連絡ください。



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